弊社株式会社プラムザはこの春26期を迎え、Webアプリケーション開発の専門会社としてはなかなかの古参となってまいりました。
そのプラムザから株分けする形で2019年に新事業として立ち上がったPRIME ORDERも、5期目を迎えるに至りました。
4期目に当たる2022年度も様々なお客様と並走させていただき、幸いなことに業績好調のまま新年度を迎えることができました。5期目も、お客様の事業の推進の担い手としてオーナーシップの高いシステム開発チームを提供してまいりたいと思っております。
さて、これまで私たちは、次のような事業ミッションを掲げてきました。
「日本のシステム開発の失敗をなくす」
このミッションは、私たちPRIME ORDERの特徴が「失敗しないシステム開発チーム」であることに端緒があります。システム開発の失敗が多いこの国において、成功の要所を抑えている我々なら、いずれ国内のシステム開発の失敗をゼロにできるのではないか。そんな意気が込められています。
そのミッションを設定したのは1期目、つまり今から4年ほど前ですが、今あらためて見直してみると、私たちが目指すべきものとギャップがあると感じるようになりました。私たちがクライアントのみなさんとその事業推進に伴走することで、間違いなく社会に新しい価値を届けられているという実感はあります。
しかしながらその活動の先に、日本のシステム開発の失敗がなくなる、というビジョンは4年たった今でも見えてきておりません。
当社外の開発プロジェクトの情報を少し見聞きするだけでも、たくさんの失敗プロジェクトの話が跡を絶ちません。それらのプロジェクトは、たくさんの原因を抱えていて、失敗するべくして失敗しているように感じます。残念ながら私たちには、私たちが関わっていないプロジェクトの失敗すらもなくすような力はない。そういうことだと思います。
しかしこのことに落胆はありません。私たちが担うミッションははっきりと別のところにあることを実感しているからです。
それは、複雑に変化する社会、市場に対し意欲的に挑戦をされる事業者の皆様に、なくてはならない専門的で透明性の高い、意欲的なシステム開発チームを提供することです。
それこそがPRIME ORDERのミッションであると再確認しましたので、この5期目スタートの節目にあたりミッションを次のように改めさせていただきました。
「変化を歓迎する企業を、強く清く支え、成功を共有する。」
世の中のすべての企業を助けるほどに私たちは大きくありませんが、支えるべき事業者様との出会いを大切にし、そのプロジェクトの成功に全力を捧げる事で、社会に新しい価値を創出する喜びをチーム全員で感じて参りたいと思います。
今期も、引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。