まず、PRIME ORDERの根底にあるのは、”シン”小さなチーム。
メンバーの数は3から4人で構成する。
これまでは、”僕”とエンジニアの2名でチームとしていたから、ちょっとだけ大きくなった。
各チームは必ず、次の3種類のメンバーで編成する。
・エンジニア
・プロジェクトオーガナイザー
・プロジェクトサクセス
それぞれの役割について説明していこう。
あ、その前に、どのメンバーにも備わっている基本的な資質の話を先にしなくちゃいけない。
それは、PRIME ORDERのメンバー全員に、”オーナーシップ”があるということ。
クライアントの課題や事業を他人事でなく、自分ごととして捉え、積極的かつ主体的に取り組める、自己組織化されたメンバー。それがPRIME ORDERのメンバーの共通の資質。どんなに優秀でも、オーナーシップがない人材は、願い下げなんだ。
エンジニア
エンジニアという言い方をしているけれど、より厳密にはWebアプリケーション開発エンジニア。さらに具体的に言えば、バックエンド(裏側の処理)、フロントエンド(画面などユーザーが目にして触れる部分)の両方の設計と実装、検証ができて、業界経験は10年以上。AWSなどのインフラの構築もできるような”ハイスキル”で”フルスタック”なメンバーのみを抜擢している。
え、そんな優秀なメンバーばかりいるの?とよく言われるんだけど、まぁやっぱり世の中でそういう人は多くない。だけど、その基準に達していないメンバーを入れてチームの技術力を薄めることは、僕らの中ではご法度。そういうわけで、PRIME ORDERはどうしても小規模な組織ってことになる。
Web系のエンジニアって、国内では3割近くの人がジュニアエンジニア層(経験年数3年未満)だといわれているけど、僕らはそういうジュニアエンジニアをチームに加えることはしない。そりゃ、昔はそういう人たちを積極的にチームに入れて育成していたんだけど、それはもうやめたんだ。育成を放棄しているってことでその点は引け目を感じるけど、僕らがクライアントに届ける開発サービスの品質や、チームメンバーのノーストレスな健全性は譲れない。
プロジェクトオーガナイザー
一般的な開発チームには、プロジェクトマネージャーとかプロジェクトリーダーとかって呼ばれる人がいるけど、それを置き換えるのがこの人。マネージャーとかリーダーとはあえて呼ばない。なぜなら、PRIME ORDERでのチームは、上下関係のないフラットな空気感が大切だと考えているから。メンバーひとりひとりが、それぞれの担当のリーダー、という具合に。そもそも僕らは、マネジメントって言葉が大嫌いだ。人を管理するなんて、横柄な話だと思うんだよね。
とくに、業界経験10年以上の”大人”かつ”主体的”なエンジニアをマネジメントするなんて、ナンセンスだ。
プロジェクトサクセス
僕というモノリスを壊すために欠かせなかったのが、プロジェクトサクセス。プロジェクトマネージャーの役割のうち、ある程度定型的な作業を支援するPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)というポジションがあるけど、それに近い。何でもかんでも自分でやってモノリス化してしまった僕だから、メンバーをちゃんと信用して色々とお仕事を委任していくべきだと思った。プロジェクトサクセスにはいろいろな役割を任せている。
一般的なPMOと違うのは、高いオーナーシップを持っていることと、アジャイル開発の適性が高いメンバーだという点。タスクの進行状況を確認して必要なアクションを自発的に行ったり、プロダクトの品質をユーザー目線でテストしたり、ミーティングのファシリテーションをしたり。プロジェクト内で落ちているボールを積極的に拾い上げて必要なアクションを考える役割で、その作業は多岐にわたる。
僕はプロジェクトサクセスというメンバーがいてくれることで、とっても身軽になったんだ。